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2016年12月 2日 (金)

【コミカライズ】復讐教室(1)-(7)

まともに文章を書くのは何ヶ月ぶりでしょう…



本日のお題は「復讐教室」です。
存在は知っていたけど読んでいなくて、
完結したというのを聞いてブックオフで1巻を買ってきました。
確か一時期、LINEマンガにも連載していたような…。
で、一気に読み進めていたら、なんと気付いたら最終7巻に既に到達してしまっていましたw







感想を先に言います。
めちゃくちゃ面白かったです。
後半になるにつれどんどん面白くなったなと思いました。




今更だけど完全ネタバレだから注意





主人公の藤沢彩菜はクラスで虐めを受けており、自分を追いつめたクラスメイト全員に復讐することを思いつく。
虐めの実行犯だけでなく、見て見ぬ振りをした全員に報復すること。それが彼女の望み。


思い通りに事が運んで行き、ご満悦だった彩菜ですが、
仲の良い友人だった結子や恵実を結果的に死なせてしまった辺りから、
少しずつ歯車が狂っていきます。



私はもう死んでも許されない。
彩菜は復讐をやり遂げることを決意。


相次ぐ死傷者で分裂したクラス。
それでも彩菜の復讐は終わらない。




各巻の冒頭に写真付きのクラス名簿が載っていて、
彩菜の復讐が終わると見なされると「済」印が付いていくのですが、
ダンガンロンパを彷彿とさせる演出だなあと思う。



もちろん復讐のやり方も相手によって様々なんで、最初のうちはなるほどそう来たか、面白いと思うけど、
まあ多少繰り返すうちにマンネリ化していく訳ですよねどうしても。
彩菜もどんどん焦って余裕を無くしていくので、より暴力に訴える形になっていくし。





手駒として利用した翔太の変貌ぶりにはもうおぞましさしか感じなかったよね…。







物語が進んでいくにつれ、そもそもの謎に辿り着く。


それは、なぜ彩菜が虐めの対象だったのか?という疑問。
そして、それを突き詰めていくと、虐めに隠された真実が明らかになる…



彩菜は藤沢グループという巨大企業オーナーの娘、つまり世間知らずのお嬢様で容姿に恵まれていて、
虐められる要素が見つからないのです。
虐めに遭うとしたら…登場人物で言えば藍みたいな子ですよね?イメージとしては。
(語弊があるのは承知の上で!)


なんかさ、彩菜は無駄に色気ありすぎなんだよ…あんた中3とかウソだろ…本筋とは全然関係ないけどさ…
全体的にこの作品の登場人物は中3には見えないんですけどね。
と思ってwikiを読んでたら、彼女に関してはそもそもそういう(容姿が大人びている)設定なのですね!!



途中から、そもそもの彩菜が虐められていたという事実自体に違和感を感じていたわけですけど、




それもそのはずだ。





最終盤で、彩菜を虐めていた黒幕は、クラス解体後同じ受入先に振り分けられ、彩菜に歩み寄ってきた結城真莉だったことが明かされる。
彩菜の父・藤沢総一郎のせいで父を失った真莉は、娘の彩菜を自殺に追い込むことで、藤沢総一郎に大切な人を亡くした悲しみを味わわせようとした。
それで、親友である渋谷真央と奥井詩織と共に彩菜虐めを開始したというわけです。



つまり、彩菜への虐め自体が、真莉の藤沢に対する復讐行為だった、というわけだ。
最初は彩菜の同級生たちへの復讐劇だけにスポットが当たるけど、だんだん物語が様々な人の視点から語られるようになってきて、
最後にこの復讐劇は二重構造だったんだ!と気付いたときには、なるほどー!!と叫びそうになるくらいでした。じわじわ面白くなってきて最後に爆発した!笑


しかも、彩菜は父親から見放されて「出来損ない」と呼ばれ、全く愛情を注がれていないので、
どんなに真莉が彩菜を虐めようが全く藤沢への復讐になんてならない、っていうのが痛烈な皮肉すぎるよね…


結局、お互い自分の復讐に囚われて自分自身を見失っていた二人は、破滅して幕を下ろしました。具体的にどうなったかは読んでくださいということで♪( ´θ`)ノ←説明放棄



とかくこの作品、ミスリードが多い。
主人公である彩菜の視点で物語を見てしまうと、近づいてくる真莉を信じそうになってしまうし、
美穂やレンの行動に惑わされそうになる。



ほんと美穂レンの二人には騙されましたよ…
美穂なんて特にね…
何度もこいつが黒幕なのかと思ったし、一連の事件が彩菜の仕業だと見抜いて、何か行動を起こして追い詰めようとしてるのかと思ったけど、
彩菜がやったことを分かった上で彼女のために戦おうとしていたとは。
そもそも彩菜を裏切って真莉に取り入ったのも形だけで、ほんとは終始彩菜のことを思っていたんですね…
彩菜が美穂の最期に間に合わなかったのが一番辛かったわ…


レンも彩菜のこと真っ直ぐ好きすぎでしょうよ…回りくどいから勘違いされるんだよ…まあ、素直じゃないのがレンのらしいところなのかもね。ただのゲスではなかった。



でもなぜレンと美穂がお互いを知ってちょくちょく接触していたのかは謎なんだよなあ…





で、物語はここで終わりじゃなくて。


全てが終わったあとに知らされる、衝撃の結末がありました。




結城真莉さえも手の平で転がしていた、
この復讐劇の真の黒幕が存在するという、事実。
最後の最後で、その人物が明かされます。




思えばずっと引っかかっていたんです。
一人だけ、彩菜の手で直接何か下した訳ではないのに、いつの間にか名簿に「済」マークがついていた。




そして、「済」マークがついた人物は基本二度と出てこないのに、「済」がついた後も何度か登場している人間が一人だけいる。




その人物の名前は…






山瀬裕也。
成績トップのクラス委員長で、彼が怪我を負ったことでクラスの解体が決定した、きっかけを作った人物でした。



こいつはとんでもないサイコパスだったよ!
何でもその先が読めてしまう、全てが予定調和でつまらない。
予想を超える面白いことを求めていたそんなときに真莉の存在を知って、彼女を復讐に駆り立てる契機を作った。
人が死んでも「予想通り」と笑い、あんなに人が死んで人生めちゃくちゃになってるのに
「つまらない事件だったよね」と言えるその神経…。
蓮実聖司に引けをとらないキチガイだと思いましたね



糸目キャラが目を開けた瞬間ってほんと怖い。。。



裕也は藤沢総一郎の息子で彩菜とは異母兄妹のようです。
入ってはいけないと言われた父親の書斎に彩菜が忍び込み、「沙也」と書かれた女性の写真を見つけるシーンがあるんですが、
思えばその漢字で裕也を導けたのか…私は勝手に美穂に似てるなあとか考えてましたが違ったよ。
そう言われれば、裕也のビジュアルも彩菜の面影があるしね…。



いや、最後の裕也の本性剥き出しで戦慄しましたほんと。
何このカムクラさんと狛枝と蔵科ミズキ混ぜたような危険人物…。



というわけで、誰一人幸せにならない救いようのない終わり方をした作品でしたが、
創作する上での伏線の張り方やマンネリ化させない工夫や…そういう意味でも非常に勉強になりました。
「あれ?そういえば?」という小さい疑問が物語の核心に繋がることだったり
「あの描写がこう繋がるのか!」だったり、ね



これは原作が面白くないと出来ないことなので、文章で表現するとどうなるのか原作小説読んでみたいなあー!!
私もこんな作品書けるようになりたいよ…ほんと。精進しなきゃなあ!



以上!終わりです!
長々とお付き合いありがとうございました!

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