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2017年4月27日 (木)

【完結記念】【単行本】変則系クアドラングル(4)-(5)


こんばんは。
やっと正気に少しずつ戻りつつあります、coroです。いやあ、仕事に忙殺されると気力体力共に削がれますね・・・汗


さらに最近はプライベートもちょこちょこ忙しく、休日も家を空けていることが多かったので、1月くらいから続けていた毎週末更新も途絶えてしまう有様。。。


やっとこさ回復したので、どうしても、どうしてもやっておきたかった、「変則系クアドラングル」の4〜5巻完結記念レポをやります!!!


というのも、クアドラングルはこのブログにとってすごく大事な作品なのです。
感想を文章にして残そうと思ってこのブログを始めたばかりの頃、
作者の万丈先生が、このブログを目に留めてくださってTwitterで紹介までしてくださって。
超絶恥ずかしかったですが、それ以来どんな拙文でも公開するのが怖くなくなりました笑



なので、この作品だけは、書かないで終わるわけにいかないのです!(謎のやる気)



というわけで、だいぶ前ですが、書けていなかった4巻から始めますね!


(前回の記事はこちら → 【単行本】変則系クアドラングル(2)(3)


================


時喰い騒ぎが一段落した夏休みのある日、言葉が「皆で海に行こう!」と言い出します。
四人連れだって黒崎の別荘へ。


水着の言葉が眩しすぎるよね!!!!







言葉と二人きりになりたいちゆりにコテージを追い出され、槙は黒崎と談笑。
前巻で言葉と黒崎の過去に触れた槙。黒崎が言うには、言葉は「精神崩壊するほどのショックを過去に受けたにも関わらず、その記憶を消されている」らしい。
それを思い出さないよう、彼女を陰ながら見守る黒崎。どっちかというと言葉のお兄ちゃんのような存在なのかもね。



一方ちゆりは、槙や黒崎に対しての態度みたいに自分に対して心を開いてくれない言葉に暴言を吐いてしまい、二人の間にヒビが・・・!?
槙と黒崎がそれぞれ宥めに入りますが・・・
黒崎&ちゆり、ほんと好きだなあ和む。。。






仲直りした二人、皆で満天の星空を眺めに!
ここから、「言葉」「ちゆちゃん」と呼び合う仲になりました。ちゆちゃんって響きかわいい。









そこから先は文化祭シーズンですねえ!
私、学生時代お祭り大好き人間だったので、文化祭のシーンはどんな作品でも好きなんですよね!



ヒロインを頑張ることにした言葉、脚本アレンジに勤しむちゆり、ピアノ伴奏を買って出た黒崎、何でも器用にこなす槙、
うん。みんなそれぞれ頑張っててよい。



お互いのスランプを支え合う黒崎とちゆりが良すぎるんですけどー!!!!笑
にやにやにや









言葉も少しずつクラスの輪に溶け込もうとして微笑ましい、そんな時、槙が手にしたのはなにやら意味深な写真…!?







ミオ曰く、やり直しの時間軸での言葉の未来に間違いないらしい。
「俺が千野さんから離れれば彼女の未来を変えられるのか・・・?」と曲解する槙。
ひとまず、ちゆりと黒崎にはこのことを隠すことに・・・




4巻で一番好きなシーンは何といっても、千野と槙が台本の読み合いするところですね!
従者の台詞を読んでるのに、槙から言葉へのメッセージみたいで切なすぎる・・・










そんなこんなで文化祭当日を迎えるわけですが、
・・・事件発生。



言葉が、うまく表情を出せなくなってしまった。
槙が見てしまった写真のように、やり直す前の時間軸で言葉が辿った末路と、同じような状態になってしまったのです。







動揺する槙と言葉。
槙は、「自分が関わることで言葉の未来を変えることができなかったとしても、目の前で苦しむ彼女を見過ごせない」と、
彼女を励まし力になろうとします。
落ち着きを取り戻した言葉は精一杯演じ、舞台は無事好評のうちに幕を閉じますが・・・・









言葉に起きた出来事を受け止められず、嘆く槙、ちゆり、黒崎の三人。
槙は、写真のことをまだ言い出せないまま、とある疑問にぶち当たってしまう。


そもそも、本当に「青春やり直し」をすれば言葉の未来を変えられるのか・・・?
その前提自体が間違っていたということはないのかーーー


そんな疑念が頭を掠めた時、ある人物の声がする。





そう、生徒会長。








やっぱあんただと思ってたよ・・・・!
明らかに胡散臭いんだもの!!!
なんていうの?青エクで言うメフィスト、双星でいう有馬様みたいな?そういうポジションのキャラクターなんじゃないかと思ってたら、やはりビンゴのようですね!


そして最終5巻へ!
ここからが長いよ!!!



生徒会長の名前は久遠寺悠里というそうです。あれ、出てきてたっけ?
槙たちがいた元の時間軸でも同じ生徒会長がいたけれど、この時間軸の彼女は外見を借りた別物らしい。


彼女の目的はただ一つ、槙たち4人に「青春やり直し」から降りてもらうことだった。
確かに、彼女が言うように、「青春やり直し」には不自然な点が非常に多い。
言葉を中心とするように、彼女に強い執着を抱くメンバーが集められたことにも、非常に作為的なものを感じるし。
改めて指摘され、狼狽える槙。
・・・まあ、それはずっと前から思ってましたよね。色んなことが都合良すぎるよね。ミオも何だか裏で企ててそうな雰囲気だし。
そして、奴らが遺したヒント、それは・・・黒崎が言葉に関してまだ重要な情報を握っているという事実だった。









槙は言葉を助けるために、黒崎を問いただす。
ーーーそして、黒崎は隠していた、言葉に起きた真実を語るのだった。



声が出せなくなってからも、言葉と変わらぬ関係を続けていきたいと思っていた黒崎。
しかし、言葉のほうは大人たちから心ない言葉をぶつけられ、罪悪感で押しつぶされそうになっていた。
それから、必死で幼なじみを補佐していこうとする言葉。しかし、黒崎のほうは、「言葉がいないと何もできない」ように思われるのが嫌で、「放っておいてほしい」と彼女を拒絶するようになっていく。






そんなある日、黒崎は両親の会話から、思いも寄らない真実を知ることになる。
それはーーー黒崎が声を失った直接の原因は、鉄柱の落下による外傷ではなく、医療ミスによる高熱のためであり、つまり言葉のせいなんかではなかったということ。
言葉は、背負わなくてもいい罪悪感のために苦しんでいたということを。



しかし、黒崎は言葉に本当のことを伝えようとするも、言葉から突き放されるのが怖くて真実を伝えられないままだった。
暫くして言葉は転校し、黒崎の前から姿を消す。それは槙の回想で語られてきた通り。


数年後。黒崎には美琴という名前の別の婚約者ができ、彼女を連れて渡米する予定だった。
その前日、黒崎の元に公衆電話からの着信がある。声の主は言葉だった。
翌日、言葉は出発しようとする黒崎の元へ訪れる。
言いたいことが渦巻くのに、何の反応も出来ないまま言葉を置き去りにした黒崎。


その数日後、言葉はなんと、高校の屋上から身を投げてしまった。
命は取り留めたものの、廃人同然と化してしまう。槙が目撃したのは、その出来事から半年くらい経った頃の彼女だったらしい。


激しく動揺する黒崎。やり直して、言葉の笑顔を取り戻したいと強く願い、今に至るというわけだった。
しかし、念願叶いやり直しの機会が与えられても、黒崎は過去の呪縛から逃れられず、また言葉を避けようとしてしまっていた。


槙は、彼が語った真実、彼女の精神崩壊の原因を知って重く受け止める。
解決策を見つけようとするが、この会話を、ちゆりとーー他でもない言葉本人に聞かれてしまっていたのだった。


「前に進みたい、もう皆に守られるだけじゃなく、強くなりたい」
真実を知りそう思った言葉は、ミオに失われた記憶を戻して貰うように説得する。
黒崎は止めようとするが、槙は「千野さん本人がそう望むなら」と後押しする。







こうして、言葉は失っていた辛い記憶を取り戻すのだがーー


彼女もまた、過去の記憶に縛られていた。3巻でも散々黒崎に対する罪の意識が語られていましたが、
彼女を苦しめていたのは、「お前は人を不幸にしかしないな」と、実の父親に言われた台詞。
黒崎も、槙も、自分のせいで不幸にしてしまったと思い詰め、「生まれ変わって誰も不幸にしない人生を」と強く思ってしまった彼女。







いやもうほんと、何度も思いましたが千野父最低にもほどがあるよね!!!!
子供を商売道具としか思っていない態度。暴力による虐待ほどわかりやすくないだけにもっと悪質だわ・・・


記憶が戻ったことで「私のせいでまた誰かが不幸になる」と取り乱す言葉を正気にさせたのは、やはり槙でした。


そして、槙はエセ生徒会長に、「ミオの方に賭ける」と宣言します。
槙の未来に対する考えを聞いて「もう、君たちには手出ししない」と去っていく生徒会長。
君たちには、ってのが引っかかりますが。










四人は、それぞれの思いを胸に、変わろうと踏み出します。
好きな人を思いやろうと決めたちゆり。
過去のわだかまりから解放された黒崎と言葉。
ちゆりへの思いを遠回しに伝える黒崎。










そして槙は、ちゆりと黒崎の後押しのおかげで、ついに言葉に・・・・!






そんなとき。
あのエセ生徒会長たちが、ニヤニヤしながら一大告白を見ているミオを捕らえる。


そして、クライマックス。
最後の最後に語られる、
「青春やり直し」に隠された衝撃の真実!!!!



時喰いは、ミオのほうだった。
エセ生徒会長のほうが、本物の時間管理局だったのだ。







ま、そこはなんとなーく、予感はしてたんだよね。
ミオのビジュアルって、何となく神風怪盗ジャンヌのフィンに似てませんか。
ページをめくってその文字を見たとき、「ああ、なんかデジャヴ」って思った。。。



ミオは元々時間管理局の監視員で、陽丘高校周辺を縄張りとして見張っていた。
しかし、ただ見ているだけで何もできない退屈な毎日に嫌気がさした彼女(・・・今更だけど、女でいいんだよね?)はある時、時間管理局でも一部の局員しか持てない「時を操る能力」を盗み出し、人の記憶と時間を弄ぶ「時喰い」となった。



彼女を追い続け、漸く力を抑えることに成功した時間管理局。
焦ったミオは力を復活させるための策略を考えていたが、そんなところに強く人生のやり直しを求める少女・千野言葉を見つける。
彼女の思いを利用し、彼女に強い執着を抱く人間たちを巻き込んで自分だけが関与できる時間軸へ引きずり込むことで、能力を復活させ、四人の記憶を食べようとした。
それが、「青春やり直し」の真実。









明らかとなったミオの思惑に呆然とする槙たち。
そして、ミオが捕らえられた今、「青春やり直し」は強制終了。
時間管理局の計らいによって「千野言葉が廃人化する未来」だけは回避できるが、
「青春やり直し」の時間軸における四人の記憶は消去されてしまう・・・!


このまま終わらせるわけにはいかない。


言葉は、必死で槙に、返事を伝えます。
言葉だって、いつもいつも自分そっちのけで助けてくれ、側にいてくれる槙のことが嫌いなわけないよね!








こうして、槙たちは元の時間軸へ戻っていくこととなる。
この、戻った直後の、涙を流した槙の横顔が印象的でした。







時は流れ、槙は中華屋でアルバイトをしています。
雪彦ともうまくやっているようですね。



そんなとき、槙は街中で、言葉と偶然すれ違う。
思い出せないはずの言葉の記憶が蘇り、
「なぜ、思い出せたんだ!?」と戸惑う槙。


実は、言葉が槙に思いを伝えたことで、最後の最後でミオが大逆転してしまったらしいです。
さすがに四人分の記憶なんて食べきれないから、あとはそっちで処理して、と笑うミオ。
槙にだけ、やり直し中の記憶が戻ったのでした。


ここからの展開は、キミ次第だよ。そう言い残してミオは消えていきます。







何度だってやり直せる。また、やり直しを始めよう。
そう誓った槙は、言葉に声をかけ、新たなスタートを切るのです。



ちゆりと黒崎も、(恐らく)ハチ公前で偶然すれ違い。
きっと彼らはまた巡り会い、新しいもっといい未来を作っていけるでしょう!



=====================


というわけでようやくゴールしました!!
長かった。。最初に読み終わってから一ヶ月以上後になってしまいました\( ˆoˆ )/



最後に、各キャラクターたちに一言ずつ。


☆槙
愛すべき主人公だね。王道を行ってると思います。
彼が前向きに変わっていけて良かった。きっと今の彼なら道を間違えることもなく、真っ直ぐ歩んでいけるでしょうね。
パーカーとか、配色とか、何となく苗木君を彷彿とさせました。。狙ってたんでしょうか。ちょっと聞いてみたいです笑


☆言葉
この作品における絶対的ヒロインだった言葉。幼少期可愛すぎです。ロングよりショートの方が好みだった←
完璧優等生美少女、という鉄壁の仮面がどんどん壊され、素の彼女を紐解いていくまでの軌跡がクアドラングルの物語といっても過言ではないので、
彼女の変化を見ていくのがとても楽しかった。願わくば幸せになってほしいです。できれば槙と一緒に。


☆ちゆり
実は言葉より好きなんだ。ツンデレキャラよい。
自分勝手なようでお節介な彼女の性格が、槙も言葉も黒崎も突き動かしたんだろうなあと思ってます。言葉が内に内に籠もってしまうキャラなので、猪突猛進型(に見える)ちゆりは対比でアクセントになるなあ・・・って。他の三人に比べてやり直し願望はライトだけど、だからこそ彼女がいることでバランス取れて良かったって思います。


☆海渡
いっちばん面倒くさい奴。笑 喋らないというだけでもやや面倒ですが(ごめん)、ザ・不器用な感じが見ていてもどかしい。イケメンの無駄遣いですよ!!!いい意味で!!
しかしそういうキャラ大好物なので推しキャラは誰?と聞かれたら間違いなく彼を選びます!ww
とにかくちゆりとの関係性が好きでした。彼の恋路もうまく行きますように。
漢字変換が面倒で黒崎表記で統一してましたが、最後くらいは名前で書いてあげる。笑


☆ミオ
この作品のトリックスターでしたね。まあ明らかに雰囲気が怪しいし悪魔的なビジュアルしてるので何かあるとは思っていましたが。そもそもの青春やり直し自体がミオの策略だった、というところまでは発想が至らなかったなあ・・・。
さっきも触れたけどジャンヌに出てくるフィンに被るなあと思っていました。あと、煉獄のカルマのカルマさんとか。何だかんだ槙の恋の行く末を見守って応援している感があって、憎めないとこが好きだったな。



☆その他
雪彦くん地味に好きだった。
生徒会長音街ウナに似てない?笑 生徒会長とその下僕の雰囲気は、恋思の麗華先輩と倉木くんみたいだと思っておりました。



長々と語ってしまいましたが、以上で終了です。
駄文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
そして何より、素敵な作品を生み出してくださった万丈先生に、心からの感謝を・・・!
槙たちの幸せな未来を祈念して、結びにしたいと思います。
大好きな作品だったので、終わってしまって寂しい。。。



次回はクズの本懐完結記念をやる予定です!少なくともGW中には書きます!!!!

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